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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第14回

ぷよぷよの肉球をパシャリ! マクロ機能でネコを撮る

2007年08月07日 23時33分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

基本はネコ目線でジワリ


マクロ撮影距離(だいたい2~30cm以下)に近寄らせてくれる猫を見つけたら、カメラを近付けてアップで撮らせてもらおう。マクロ撮影だから見えるディテールってけっこう面白い。

舌をしまい忘れた猫
あごの方から近付いたら、舌がちょろっとはみ出てました。意外に舌をしまい忘れる猫は多いのだ。これはかわいい(2006年2月撮影 富士フイルム『FinePix V10』)

コツは上からではなく、猫目線(できれば猫目線より下から)でカメラを近付けること。上から近付くと相手が警戒するし――そりゃあ、上空から得体の知れない機械が近付いてきたらイヤですもの――、いざ撮影してもカメラや自分の影が落ちやすい(関連記事)。

 

よって、低い位置から少しずつ近寄る。被写体との距離が短くなればなるほどピントの合う範囲が狭くなるので、ピント合わせは慎重に行なう。そして猫が静止した瞬間に撮る。うまく止まっててくれないとブレやすいから。

 

“ギリギリ写真”で新しい発見を


目元のアップ目元を超アップで。緑の目に細い瞳なのがよく分かる (2000年4月撮影 ニコン『COOLPIX 990』)

限界まで近寄った“ギリギリ写真”は普段は気付かないいろんなところが見えて面白い。でも私のようにひっかかれないように。

最後におまけ。魚眼レンズで撮った顔だ。レンズ前数mmって距離で顔のアップを。思い切りコミカルになります。

鼻デカ猫
魚眼レンズで撮った鼻のアップ。いわゆる“鼻デカ”写真 (2002年10月撮影 ニコン『COOLPIX 4500』+魚眼レンズ)

筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪さん

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は8月14日掲載予定

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