2007年07月24日更新
四則演算以外にも、さまざまな考え方があります。たとえば「逆転」の発想。日経流通新聞(日経MJ)は6月20日に2007年上半期ヒット商品番付を発表しました。それによると東の横綱は「都心ランドマーク」、西の横綱は「電子マネー」でした。また、西の大関には「メガマック」が入っていました。
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この商品は名前のとおり大変なボリュームのハンバーガーで、 パティ(ハンバーグ肉のこと)が4枚という、一食あたり754kcalもあるそうです。現在、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態)が問題視され、健康志向が高まっていますが、そのような中、誰もが予想もしなかった大容量・高カロリーをうたうという「逆転」の発想でユーザーの関心を大いに引いた、というのがヒットの要因でしょう。
また、「連想」という方法もあります。たとえばあなたは古着専門のネットショップを運営しているとします。「ネットショップのリピーターが少ない」→「どうしたら何度も訪問してもらえるようになるか?」→「過去の顧客リストを洗い出すと、30代の子供を持つ女性が多いということがわかった」→「親子ペアで着られる家族割引商品を置いてみよう」と次々と連想することによって、アイデアを生成することができます。
そのほかにも有名な発想法としては、ブレーンストーミング法(注1)を提唱した人物であるアレックス・F・オズボーンが考案した「チェックリスト」法というものがあります。これは発想の切り口となるような9つのチェック項目を並べて、多面的な角度からアイデアを膨らます方法です。既存のアイデアに固執しないよう、強制的に形態の変化を与えて発想力を高めていきます。
(1) ほかに使い道はないか (Put to other uses)
(2) ほかからアイデアが借りられないか (Adapt)
(3) 変えてみたらどうか (Modify)
(4) 大きくしてみたらどうか (Magnify)
(5) 小さくしてみたらどうか (Minify)
(6) ほかのものでは代用できないか (Substitute)
(7) 入れ替えてみたらどうか (Rearrange)
(8) 逆にしてみたらどうか (Reverse)
(9) 組み合わせてみたらどうか (Combine)
以上のように発想法には、さまざまなパターンがあります。ぜひ、これらの考え方を参考にして、あなたの起業のネタを大きく育ててください。
注1:ブレーンストーミング法
ブレーンストーミング法とは効率的にアイデアを生み出すための手法で、基本的なルールとしては、「質よりも量」、「他人のアイデアに耳を傾け、便乗してもよい」、「アイデアを評価、批判、コメントしてはならない」、「自己検閲を行なわない」、「思い込みを捨てる」などがある。