2007年08月24日更新
大野さんは粛々と仕事を請けてこなしつつ、次のステップへ踏み出す機が熟すタイミングを冷静に見計らっている。次のステップとは自社商品・サービスを展開することだ。
「自社商品・サービスをやりたいという気持ちは、もともと自分の中に潜在的にあったと思います。そのためには、やはりもう少し人を増やしていきたいと考えています。どのような商品・サービスなのか、具体的にはまだ固まっていないし、時期の目途もありません。多分その時がきたら分かるのではないでしょうか」
あくまでもマイペースな大野さんだが、その目標を実現するためにも、会社が生き残らなくてはならない。そのためのセールスポイントは何か、今後のIT業界をどのように感じているのか。
「新しい技術が次々と出ていています。弊社も、お客さんの希望に応えられるように、AjaxやRuby on Rails(注1)などこれから伸びそうな新しい技術に対応しています。でも、新しい技術ができたり、開発言語が変わっても、本当に大事なことは変わらないと思っています。それは、お客さんが求めているサービスを理解して、それに適した技術を判断して開発するということ。そこをきちんとやるのが弊社のセールスポイントだと思います。この“基本をきちんとやること”は最初の就職先で身に付けたことです。中小企業の方々とお話しをしながらゼロからすべてを開発したという経験のおかげですね。嫌で嫌でたまらなかった5年間でしたが、今にしてみれば、自分にとって一番の財産です」
注1:Ruby on Rails
Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)はオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク