2006年09月07日更新
自身の望む職業を探求するため、さまざまな経験を積むことを努力してきた野村さんであるが、本来は人に会うことが苦手な性分で、最初の就職活動時の面接はイヤでたまらなかったという。明確な意見を持っていなかったので聞かれたことに確固とした返答ができず、後悔することが多かったからだ。だが一見紆余曲折のようなさまざまな体験の中で自分がしたいことが明確に見えてくると、しっかりした意見を持つようになり、どんな面接も苦ではなくなったそうだ。転職における年齢制限や業界未経験など、ハンデと思うことでも、転職という大事の前の小事に過ぎないと考えれば、必ず克服できると野村さんは語る
「転職活動で実感したのは、自分の可能性を伝えることが大切だということ。僕は雑誌作りで企画や編集を経験していたので、それに未経験のIT分野の知識や技術が加われば、サイト運営でいろいろな可能性が開けるとアピールしました。たとえ未経験の分野の仕事でも臆するのではなく、これまでに培った経験を武器にしようというバイタリティが大切ですね。それから、自分のアンテナを広げて、常にさまざまな情報を収集することも重要です。そのアンテナがキャッチした情報で少しでも気になったものは、たとえ好きなものではなくても調べたり試したりする。その積み重ねが、やがて仕事や転職に役立つものですよ。現在、OnGenチームでも運営スタッフを募集していますが、こうしたバイタリティのある人を求めています。いろいろなことに興味を持ち、まずは挑戦してみましょう。その中から、得意なこと、好きなことが見つかるはずです」
30代の転職にとって年齢制限や業界未経験は、確かに大きなハンデといえる。けれど野村さんのように、たとえ希望職種と違うキャリアを持っていたとしても、転職先に照らし合わせ、自身のスキルを戦力に変えられる明晰さは必ず武器となりうる。また、一見紆余曲折に見えるキャリアも、“さまざまな経験が裏付ける明確な意見”をアピールできれば面接時には有効であるうえ、“雇用形態を問わない”という実践で勝負する姿勢をみせられたことも転職成功の秘訣といる。