2007年11月06日更新
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本連載のテーマであった起業家や起業家を目指す人は、メンタル面でタフでなければ務まらないものです。また、昨今の厳しい仕事環境ではたとえ起業家に限らなくとも、ストレスを上手にコントロールし、それとうまく付き合っていく能力が必要でしょう。そこで最終回は、簡単にできるメンタルヘルスの方法について考えていきます。
「認められる」という価値基準には「有名になる」「地位を得る」「お金を得る」などいろいろあります。しかし、一番簡単に人に認められる方法というと、自分の話を聞いてもらい、「自分を受け容れてもらう」ことだと思います。たとえば気を許せる親友であったり、仕事のアドバイスをもらうことのできる先輩であったり、カウンセラーであったり。
話を聞くということは、「相手を認めている」ということ同じです。話し手にとっては、「受け容れられている」「これでいいんだ」という安心感に繋がります。言葉をさえぎられたり、批判されれば、そこで「受け容れられている」という感情はなくなります。きちんと自分の話を聞いてもらえれば、自分の意見・存在を「認めてもらっている」と感じ、安心するのではないでしょうか?
一見、簡単そうに思えるかもしれません。でも、あなたの言葉をさえぎらず、批判せず、あなたを心から受け容れて共感をしてくれる人が周りには本当にいますか?
実は私も創業から5年ほどは、定期的に臨床心理士の友人のカウンセリングを受けていました。創業当時は「本当にこのままで会社をやっていけるのだろうか?」という自信のなさからくる不安であったり、仕事と家庭生活との両立に対する不安などを、とうとうとしゃべった記憶があります。
私の場合は、約月1回のペースでカウンセリングを受けていました。当時、臨床心理士の友人が伴走してくれなければ、不安で押しつぶされていたかもしれません。友人に心理系のスペシャリストがいたことによって、本当に救われてきました。
その経験があったからこそ、私ものちにキャリア・カウンセラーとメンタルサポーターの資格を取得し、現在は他の人の仕事についての心理相談にも乗るようになりました。 誰か1人でもいいから、心からあなたを受け容れ、話を聞いてくれる人を探すとよいでしょう。