ハイエンドゲームPCに力を入れるHPとデル
米国ではPCゲームファン向けに、強力なスペックを備えた“ゲーミングPC”の需要が高い。HPはゲーミングPC専門メーカーの米Voodoo PC社を、同じく米デル社は米Alienware社をそれぞれ2006年に買収。自社製品に欠けていたハイエンドなゲーミングPCの製品展開を行なっている。
![]() | 大きなフルタワー筐体を持つHPのゲーミングPC「Blackbird 002」。上部に見えるのは、メディアリーダーやUSBポート |
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今回HPブースは大きなスペースを割いて、Voodoo PCブランドのハイエンドゲーミングPC「Blackbird 002」を多数出展。最新ゲームのプレイアブル展示を行なって、来場者の注目を集めていた。
![]() | ゲーミングPCの展示に力を入れていたHPでは、ハンドルコントローラーとフットペダル、シフトレバーなどを組み合わせたレースゲーム用デモシステムを並べたデモも披露していた |
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一方のデルブースは対照的に、AlienwareブランドのPCよりも、自社のハイエンドブランド「XPS」の製品を並べていた。液晶ディスプレー一体型の「XPS One」など、多くは日本でも販売されているものだが、こちらはゲームだけでなく、デザイン重視のホームPCとしての展示が行なわれていた。
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| 一方のデルブースでは、AlienwareのゲーミングPCの展示はごく少数。主力は自社の「XPS」だ | デルブースにあった22インチワイド液晶ディスプレー「DELL CRYSTAL」。透明のフレームにディスプレー部やスピーカーが浮いたようなデザインが魅力的 |
そのほかの家電メーカーのPC
日本でまず見かけないという点で珍しかったのが、韓国LG電子社のノートPCたちだ。
![]() | 10.6インチワイドサイズのタブレットPC「P100」。軽量ボディーのわりに高いスペックを誇る |
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まず紹介したいのは、10.6インチワイド液晶ディスプレーを搭載したコンバーチブル型タブレットPC「P100」。重量1.25kgと軽量なボディーに、重さのわりに強力なスペックを詰め込んでいるのが特徴で、CPUこそ超低電圧版のCore 2 Duo U7700(1.33GHz)だが、GPUにGeForce 8400Mを搭載。IEEE 802.11n対応の無線LANや100GB HDDを内蔵するなど、充実した性能を誇る。
ほかにも、天板部にサブディスプレー「Sideshow」を備えたノートPCや、4.8インチワイド液晶ディスプレーと40GB HDDを内蔵し、重量590gを実現したUMPCの新製品などを出展していた。UMPCについては、後日また紹介する予定である。
![]() | 4.8インチディスプレーを備えたLG電子のUMPC。インテルのUMPC向け次世代プラットフォーム「Menlow」を採用する |
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米国東芝のブースでは、AVノートPC「Qosmio」に、プレイステーション3のCPU「CELL Broadband Engine」をベースにしたコプロセッサー「Spurs Engine」(スパース エンジン)を搭載したマシンの展示が行なわれていた。Spurs EngineはCELL内の128bit SIMDプロセッサー「SPE」を4基と、MPEG-2エンコーダー/デコーダー、H.264エンコーダー/デコーダーを1チップに集積したもので、高速な画像処理に威力を発揮する。
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| Spurs Engine搭載のQosmioデモ機。写真のデモ機はビデオエンコードの速さを披露していた | これが内蔵されているSpurs Engineのボード。PS3のCELLの半分程度となる4基のSPEを積んでいる |
今回の展示自体は参考出品ということだが、Spurs Engine搭載のQosmioについては、2008年内(夏?)にも製品化を予定しているとのことだ。もっとも、Spurs Engineのメリットを引き出すには、それに対応したソフトウェアが必須である。同社もこの点が課題であるとして、対応したビデオエンコード・ビデオ編集ソフトなどの開発を働きかけているとのことだ。
![]() | Spurs Engineを使った、リアルタイム3D映像合成のデモソフト。日本では2007年のCEATEC JAPANで公開された |
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