地デジ対応のテレビチューナーカードが遂に登場!
さて、ここまでアナログチューナーに関して紹介してきたが、ちょうど本特集を企画中に単体の外付け地デジチューナーが周辺機器メーカー各社から発表された。Dpa(The Association for Promotion of Digital Broadcasting:デジタル放送推進協会)の技術委員会により「PC用デジタル放送チューナーのガイドライン」が策定されたためで、これでようやく地デジ搭載PC以外でもパーツの追加により地デジを楽しめるようになったのだ。これ幸いと、せっかくだから一足先に周辺機器メーカーの雄バッファローに赴いてテスト中の製品を検証してきた。
![]() | バッファローから4月に発表されたUSB接続タイプの地デジ対応デジタルテレビチューナユニット「DT-H30/U2」。ボディのサイズは幅80×奥行き22×高さ115mm(スタンド、突起物除く)とノートPCの隣に設置しても気にならない大きさだ。 |
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| DT-H30/U2のフロントパネル。縦長の白く見える部分は装着されているB-CASカード | こちらは「DT-H30/U2」と同じタイミングで発表された内蔵タイプのデジタルテレビチューナカード「DT-H50/PCI」。接続インターフェイスにはPCIバスを採用している |
デジタルテレビチューナカードでできることは?
今回発表された地デジ対応のデジタルテレビチューナデバイスはいずれも地デジの「視聴」「録画」「光メディアへの出力」をサポートと、既に販売されている地デジ搭載PCと同程度の処理を行なえる。もっとも、たとえばBS・CSデジタルの受信に対応するのはピクセラのみといった具合に、すべてが同じではない。また、視聴・録画環境も付属のソフトの違いから大きく異なっている。ここではバッファローの新モデルで搭載されるソフトの画面を見てみよう。
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| 番組の視聴・録画を行う「PCastTV for 地デジ」。画面は番組視聴中の状態で、画面左にあるウィンドウはチャンネル+そのチャンネルで放送されている番組の一覧 | チャンネル変更やタイムシフトコントロールを行ないたい場合には画面下部にコントロールパネルが表示される |
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| データ放送の表示ではBDレコーダーやテレビと違いキビキビと動作する。これは処理能力の高いPCならではの魅力だ | EPGは各チャンネルの番組情報を一目でまとめて確認でき、スクロールも非常に高速。録画の予約もマウス操作で2アクションで素早くできる |
高解像度で楽しむにはHDCP対応のビデオカードとモニターが必要
以上のように今回発表されたモデルでは編集以外の処理は可能だが、この視聴・録画環境をPCに追加するために要求される環境がなかなか厳しい。
その中でも特に問題となるのがビデオカードとモニターだ。ビデオカードはCOPPドライバーのサポートが最低限の条件で、HV番組を高解像度で楽しみたければビデオカードとモニターがHDCP対応でなければならない。COPPはいいとしても、HDCPはビデオカードやモニターを最近購入した人でもなければ条件のクリアは難しいだろう。
PC環境によっては初期投資が少々気になるが、既存のPCに地デジの視聴・録画機能を追加できるのは大きな魅力だ。今後PCでテレビを楽しむ方法を考える際の有力な選択肢のひとつになっていくと予想されるだけに、これからの動きに注視したい。





















