2008年05月15日更新
きたみりゅうじ
約7年半働いたことで、きたみさんは「プログラマの仕事では、自分がどれくらいのポジションで今後働いてけるのか」というのが見えたと言います。安定した状況を捨てて、フリーになることに迷いはなかったのでしょうか。
「何年か実際に働いたことで、プログラマとしての自分の位置や将来のビジョンも見えていました。それで、今後はイラストやライティングの方でどれだけの評価を得ることができるか試したい! と強く思ったのです」
独身であれば自分の可能性にかけてチャレンジもしやすいはず。しかし、きたみさんはその頃すでに結婚していました。フリーになるには、家族の同意が必要だったのではないでしょうか。
「奥さんは、サラリーマンを辞めること自体がイヤだったようです。サラリーマン以外の働き方の想像ができず不安なようでした。何度も交渉したのですが、納得してもらえませんでしたね。でも、会社から帰ってきて、それから朝方までイラストの仕事をして、フラフラになりながらまた会社に行く。その僕の姿を見て『副業(漫画など)で半年分の生活費を貯められたら、半年は好きにしていい。でも、半年後ダメだったら再就職する』という条件付きでOKしてくれました」
それから何年も経った現在も、きたみさんはフリーの漫画家兼イラストレーター兼ライターとして精力的に活動しています。フリーになった当初は、日銭稼ぎにプログラミングの仕事ももらっていたそうですが、今は受けている余裕がないほど順調。今後も約7年間半のプログラマ経験を生かして、IT現場で働く人の言葉を代弁してくれることでしょう。
■きたみりゅうじさんのお勧め著書
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| 脱サラしてフリーランスに。お金がなくて冷や汗タラリで、仕事が取れずに泣き濡れて、それでもなんとか食えるようになっていく。その中で知る喜びが綴られたエッセイ本 | プログラマになるんだと夢を持った新社会人。ところが現実とのあまりの乖離っぷりに七転八倒。プログラマになってからの3年半を描いたマンガエッセイ |
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