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T教授の「戦略的衝動買い」 ― 第5回

破産寸前でもほしかった「ThinkPad X300」

2008年06月04日 11時00分更新

文● T教授

ThinkPad X300とMacBook Air
ThinkPad X300とMacBook Air

 筆者は昔、IBMのモバイルPCであるThinkPadの商品企画に関わっていたことがある。

 誰もがそうとは限らないが、自分が関わっていたときは、やっぱり自分が自腹でお金を出してでも買いたいモバイルPCを何とか作りたかった。公私混同と言われようが、いろいろな裏技や口先を使って社内に支持者を募り、公然の事実として一気に突き進むのが正道だと思っていたのだ。

 そんなThinkPadだったが、押し寄せるグローバル化の波やレノボへの事業部全体の売却などで、従来のような「やんちゃスタイル」は通じなくなったようだ。ThinkPad X41を最後に、筆者のThinkPadは終わりを告げた。

ThinkPad X41ThinkPad X41

「戦略的衝動買い」とは?


 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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