風に乗るステルス戦闘機
SENZ傘の売り文句には、「風の中でベストな位置に傘が動き、一般の傘が裏返るほどの強風の中でも風自体をいなす」という一文も添えられている。強風にウエイトを置いたハイテク傘は、日本の梅雨でもその真価を発揮してくれるのだろうか。
筆者はものぐさにも関わらず、プッシュオープンができない小さなサイズの「ミニ」を購入した。名前は「ミニ」だが、小さなモノの溢れかえる日本国内の基準から見ればごく普通サイズだ。
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| 筆者の購入した「SENZ Umbrellas ミニ」。なんの変哲もないごく普通の折りたたみ傘だ |
![]() | プッシュオープンでもない。骨の先端は変わった形状をしている |
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傘を開いた形状は、まさに見えない戦闘機で一世を風靡した「ステルス」のイメージというところ。ウェブサイトでは、時速40マイル(約64.3km、ミニの場合)の風速に耐える構造に作られているという実験ムービーを流していた。
これはオープンルーフタイプの車で時速60kmで走行しても、傘が裏返って「マツタケ」状態にならないことを意味する。常に一定方向からしか風が来ないことを前提にしてもこのスペックは凄い。まさに風に乗るステルス戦闘機だろう。
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| 傘の骨は全部で8本、昆虫の足の様に節で屈折している |
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| 変形オーバル(楕円形)は意外と目立つが、実用性は高い |
しかし本当に便利なのは、片腕でブリーフケースを持ったり、バックパック状のモノを背負ったりしている場合だ。オーバル状の傘の方向を合わせれば、かさばる荷物を雨にぬらさずに済む。
ただし、人によってはショーウインドウに映ったSENZ傘をさしている自分の姿を見て、違和感を覚えるかもしれない。その姿を見るまでは、話題性/自慢力を秘めた、衝動買い推奨指数の高いプロダクトといえる。
今回の衝動買い
アイテム:SENZ Umbrellas ミニ
購入価格:6825円(ネット上のショップ)
T教授
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日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。現在、月刊アスキーにて「T教授のGK指数でモテろ!」を連載中。



















