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| Windows Home Server日本語版をプレインストールしたエプソンダイレクトの「Endeavor SV110h」を手にする、マイクロソフト Windows Server製品部 マネージャーの林憲一氏。これ以外にも、小型静音化された製品がいくつか登場した |
マイクロソフトは20日、家庭向けサーバーOS「Windows Home Server」(WHS)の日本語版を発表した。2007年9月に英語版で登場したものの日本語版で、管理ツールなどが日本語化されている。PCパーツショップ等でDSP版として販売されるほか、WHSをプレインストールしたホームサーバー製品も各社から発表されている。製品の発売は30日の予定。
![]() | 英語版に遅れること約1年で登場した「Windows Home Server日本語版」の主な特徴 |
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WHSはサーバー向けOS「Windows Server 2003」をベースに、家庭でのファイル・コンテンツ共有やバックアップに機能を絞って操作を容易にした、ホームサーバー専用OSである。英語版は1年ほど前に発売されており、今回発表された日本語版は、英語版に機能拡張+修正モジュール(Power Pack 1)を組み込んだものを、日本語対応したものである。
![]() | WHSは写真の「リモート管理ツール」による遠隔管理が基本。サーバーマシン自体にはディスプレーもキーボードもいらない。WHSと接続されているクライアントのOSやセキュリティー状態も把握できる |
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WHSでは家庭内やリモートアクセスでのファイル・コンテンツ共有や、家庭内のパソコンの自動バックアップ機能が提供される。主な機能は以下のとおり。なお、詳細な解説は関連記事を参照していただきたい(記事は英語版のものだが、提供される機能は同じ)。
- WindowsパソコンやXbox 360などとのファイル共有
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WHSのストレージをネットワークHDDとして、パソコン側のエクスプローラーからファイル保存・参照したり、Xbox 360のWindows Media Connect機能でコンテンツを再生できる(10台まで)。
DLNAサーバーとの互換性も備えるので、DLNAクライアントに対するコンテンツ配信も可能。 - パソコンの自動バックアップ
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LAN内のパソコン10台までを、自動でバックアップする。HDD全体のバックアップが可能で、HDD全体やファイル単位で復元できる。
重複するデータはコピーしない機能(シングルインスタンスストレージ)を備えており、バックアップデータのサイズを節約している。
パソコン側には「Windows Home Server Connector Software」(WHSに付属)をインストールする必要がある。 - ダイナミックDNSによるリモートアクセス機能
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Windows Liveサービスの1種「Windows Liveカスタムドメイン」によるダイナミックDNSを利用して、自宅のWHSにリモートアクセスを行なう。
ウェブブラウザーによる共有フォルダーアクセスのほか、クライアントパソコンに対するリモートデスクトップも利用可能 - クライアントパソコンに対するセキュリティー管理
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Connector Softwareを導入したクライアントパソコンの、ファイアウォールの設定やアンチウイルスソフトの動作状態を監視。問題があれば警告する機能。
リモートでのメンテナンスはできない。 - 異なるHDDをひとつのドライブとして扱う「ドライブエクステンダー」機能
- WHSを実行しているコンピューターに接続されたHDDを、容量やインターフェースの違いを問わずに単一のドライブとして扱う機能。外付けHDDでも可能。ファイルをミラーリングで複製して、破損から保護する機能も備える。
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| WHSの共有フォルダーを、Windows Vistaパソコン上から参照している様子。各フォルダーにはユーザーアカウント別のアクセス制御をかけていて、自分以外のフォルダーの中身は見られない | WHSで共有されている写真や音楽は、Xbox 360のMedia Center Extender機能でも再生できる |
これらの機能の中でも、強調されていたのがバックアップ機能だ。サーバーから随時、クライアントのバックアップを行なうという機能は、既存のホームサーバー製品にはない特徴である。
![]() | 管理コンソール上で、クライアントのバックアップ状態を確認したところ。バックアップは差分だけを足していく方式なので、必要なストレージ量を抑えられる |
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また、ドライブエクステンダーによる手軽なHDD拡張とミラーリングによるデータの保護は、家族やイベントの写真など、無くなっては困るデータを保存するホームサーバーにとっては重要な利点と言えそうだ。
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| USB接続した外付けHDDを、「ドライブエクステンダー」でデータ用ドライブに組み込むところ。RAID 1のように同容量のHDDでなくてもかまわない | リモートアクセスを利用して、インターネット経由で共有された写真を参照している様子 |
WHS搭載マシンも各社から登場
WHS日本語版の発表と同時に、エプソンダイレクトやマウスコンピューターなどから、WHSをプレインストールしたホームサーバー製品が発表されている。常時可動するホームサーバーということで、静音性や設置スペースを考慮した小型マシンが少なくない。
![]() | 「Endeavor SV110h」(横置き状態)。価格は7万9800円から |
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例えばエプソンダイレクトの「Endeavor SV110h」は、同社の小型静音デスクトップパソコン「Endeavor ST110」の筐体をそのまま利用している。それにより、幅75×奥行き185mm(縦置き状態)と、非常に小さなフットプリントを実現している。
また、同日開催された記者説明会の会場には、日本未発表のデルのWHS搭載マシン「PowerEdge T105」(筐体はタワー側パソコン)も出展されていた。
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| ミドルタワーの筐体を採用したデルのWHS搭載マシン「PowerEdge T105」 | WHS搭載マシンの中には、PDXジャパンの「サイコロPC」をベースにしたこんな変わり種も |
なお、WHS日本語版単体のパッケージ販売は予定されていない。プレインストールマシンか、マザーボードやHDDなどとセット販売されるDSP版のみでの提供となる。
WHS日本語版の詳細については、後日改めてご紹介する予定である。






























