全4回に渡って2008年暮れに購入可能なビデオカードを価格帯別に分けてレポートをお届けする。第2回は、価格帯が1万~2万円のミドルクラスと呼ばれるビデオカードだ。テストのために用意した製品は以下の4製品。
Radeon HD 4850
●RH4850-E512HW/HD
●メーカー:玄人志向
●実売価格:2万円前後
![]() | リファレンスデザインのビデオカード。同製品の実売価格は2万円前後だが、Radeon HD 4850搭載カードは2万円を切っているものも多い |
|---|
Radeon HD 4830
●HD4830 512M GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/TVO
●メーカー:SAPPHIRE
●実売価格:1万3980円前後
![]() | オリジナルの2スロット占有GPUクーラーを備え、静音性が高いのが特徴 |
|---|
GeForce 9600 GT
●GF9600GT-E512HW/HD
●メーカー:玄人志向
●実売価格:1万1000円前後
![]() | オリジナルのGPUクーラーを搭載しつつ、価格も最安値なら1万1000円程度とリーズナブルな中堅ビデオカードだ |
|---|
Radeon HD 4670
●XIAiF467D3-WDCM512X
●メーカー:XIAi
●実売価格:9980円前後
![]() | カードサイズが小さく、キューブ型ベアボーンなどにも容易に組み込める。PCI Express電源も不要で、HDMI端子付きと使い勝手の良さが光る |
|---|
| GPUスペック比較 | ||||
|---|---|---|---|---|
| Radeon HD 4850 | Radeon HD 4830 | GeForce 9600 GTX+ | Radeon HD 4670 | |
| 製造プロセス | 55nm | 55nm | 65nm | 55nm |
| DirectX対応 | 10.1 | 10.1 | 10 | 10.1 |
| SMプロセッサ数 | 800 | 640 | 64 | 320 |
| ROP数 | 16 | 16 | 16 | 8 |
| コアクロック | 625MHz | 575MHz | 650MHz | 750MHz |
| シェーダクロック | 625MHz | 575MHz | 650MHz | 750MHz |
| メモリクロック | 2GHz相当 | 1.8GHz相当 | 1.8GHz相当 | 2GHz相当 |
| メモリタイプ | GDDR3 | GDDR3 | GDDR3 | GDDR3 |
| メモリインターフェイス | 256bit | 256bit | 256bit | 128bit |
| メモリ容量 | 512MB | 512MB | 512MB | 512MB |
| 実売価格 | 1万8000円前後 | 1万4000円前後 | 1万3000円前後 | 1万円前後 |
以降、各製品はGPU名で表記し、なおかつGeForce、ATI Radeonの名称は略させていただく。
では、ここで各GPUについて補足しておこう。まず、価格の近いHD 4830と9600 GTのパフォーマンス差に注目したい。HD 4850は価格が近いものの、土俵的にはアッパーミドルに入れてもおかしくないレベルにあり、パフォーマンス的にはワンランク上の製品だ。またHD 4670は、価格帯で区切ったため、ここに入ってしまったが、HD 4850と同じ土俵にあげるのは少々酷な話。というわけで、HD 4670は「第3回エントリー編」にて設定を変えたテストも行なっているので、そちらもご覧いただきたい。ただHD 4670は、GPUスペックを見て貰うと分かるが4製品中、もっともコアクロックが高く、意外と健闘するかもしれない……という期待もある。
(次ページへ続く)


















