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高画質で決める春のHDビデオカメラ【前編】

2009年03月05日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

GPS内蔵で撮影した場所の情報まで記録!
ソニー「HDR-XR520V」

「HDR-XR520V」
「HDR-XR520V」

 ソニーの「ハンディカム」の最新モデルはとにかく話題が多い。ユニークなのは撮影した動画や静止画の位置情報を記録するGPSの内蔵だ。

内蔵の地図により撮影した場所の位置を表示できる。日本国内のほか、北米やヨーロッパなど、主要な国の地図を内蔵している
内蔵の地図により撮影した場所の位置を表示できる。日本国内のほか、北米やヨーロッパなど、主要な国の地図を内蔵している

 内蔵の世界地図で現在位置を確認できるほか、撮影の道のりを地図上で確認することもできる。さらにパソコンの地図ソフトと連携して、地図上に動画を貼り付けることもできる。新しいスタイルの動画の楽しみができそうだ。

GPSスイッチ
GPSのオン/オフスイッチはディスプレー側の本体側面に搭載
「Exmoe R CMOSセンサー」
「Exmoe R CMOSセンサー」

 新開発の「裏面照射技術」を採用した「Exmoe R CMOSセンサー」により、画質も驚くほどの進化を果たした。従来は撮像素子(センサー)の上にあった配線を、センサーの下に配置することで、センサーの受光部分が拡大し、より高感度化を実現するもの。特に暗いシーンの撮影はノイズのない美しい映像が楽しめる。

 さらには、同社「α」シリーズでも採用されている自社開発製の「Gレンズ」の搭載により、より優れた映像描写を可能にしている。このほか、手ぶれ補正も歩き撮りでの手ぶれに強い「アクティブモード」を採用した。

 一般的な手ぶれ補正は望遠での手ぶれに最適化されているのに対し、アクティブモードは歩き撮りのような動きの範囲が大きい手ぶれを効果的に抑制する。

 こうした歩き撮り撮影では、ほとんどのモデルが船に乗っているようなゆっくりとした上下の動きを感じ人によって映像酔いをしかねないのだが、「アクティブモード」ならその動きがかなり抑えられる。散歩しながら気軽に撮っても、安定した見やすい映像で楽しめるというわけだ。

 光学系の大幅な進化による高画質化と、誰でも気軽に使える賢い手ぶれ補正などにより、多くの人が高画質撮影を楽しめるようになった。

もちろんタッチパネル式ディスプレーも健在だ
もちろんタッチパネル式ディスプレーも健在だ

 もちろん、これまでの使いやすいタッチパネル操作や本格的な撮影にも対応する「マニュアルモード」など多機能は踏襲。GPSなどの新提案機能なども興味深いし、この春一番の注目モデルと言えそうだ。

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