![]() |
|---|
| ついにベールを脱いだ、液晶パッド搭載Netbook「PC-NJ70A」 |
4月14日から公開されたシャープのノートパソコン「Mebius」のページで登場が予告されていた謎の新ノートパソコンが、ついに発表された。新Mebius「PC-NJ70A」は、Netbookに新デバイス「光センサー液晶パッド」を組み合わせたノートパソコンだ。
パッドの下でアプリが動く!
光センサー液晶パッド
![]() | マウスパッド状態で動く光センサー液晶パッド。画面にはカレンダーを表示しているが、任意に変更可能。パームレストとパッド部分に段差がないのにも注目 |
|---|
PC-NJ70A最大の特徴である光センサー液晶パッドは、シャープが独自開発したシステム液晶技術を応用したものだ。iPhoneからタブレットPCまで、一般的なタッチパネル式液晶パネルは、ディスプレーにタッチパネル用のセンサーを重ねて作る。そのため、厚みが大きくなったり、液晶パネルの表示品質が低下したりという弊害もあった。
しかし、この光センサー液晶パッドに応用されている技術では、液晶パネルの各画素に光(赤外線)センサーを組み合わせることに成功。これによって、センサー層を必要としない液晶タッチパネルを実現したという。
![]() | 光センサー液晶の仕組み。液晶の各画素の間にセンサーが配置されている |
|---|
PC-NJ70Aに搭載されている光センサー液晶パッドは、幅854×縦480ドットの4型サイズで、指先やスタイラスペンの先で操作できる。ジェスチャーや2本指でのマルチタッチ操作も可能だ。
このパッドは普通のタッチパッドと同様に、Windowsやアプリケーションの操作に使えるほか、後述する独自アプリケーションの操作にも使う。タッチパッドとしての操作感は、普通のタッチパッドとあまり変わらない。ペンでも操作できるので、細かい操作が必要なときはペンを使えるのは便利だ。
光センサー液晶パッドの操作(機材は試作機です)
![]() | パッドの表示設定は、細かくカスタマイズできる。キャラクターとは、指先に反応して指を追うように動くもの。DOS時代の「NECO.COM」のようなもので、実用性はないが見ていて楽しい。 |
|---|
なお、ディスプレー表示とアプリケーションは独自の方式で、マイクロソフトのサブディスプレー規格Windows SideShow(関連記事)には対応していない。もっとも、Windows SideShow自体が普及していないので、非対応はデメリットにならないだろう。
シャープならではの電子辞書アプリも搭載
パッドの左右ボタンの間には、タッチ操作とマウス操作の切り替えボタンがあり、マウス操作時にこのボタンを押すと、独自のタッチソフトの操作モードに切り替わる(タッチ操作時はマウスカーソルは反応しない)。
![]() | タッチ操作モードのトップ画面に当たる「ホーム」。中央のボタンが切り替えボタンで、タッチ操作時は右上に赤い取消線がついたマウスカーソルのマークが表示され、マウス操作はできないことを示す |
|---|
タッチ操作時のアプリケーションには、電子辞書や電子ブックといったシャープならではのものや、写真の表示や手書きでの描き込みができる「フォト」、さらにボウリングやピアノ、パズルゲームが用意された「エンターテイメント」、そのほかに電卓などが用意されている。
電子辞書ソフトは、広辞苑や漢字辞典、英和/和英辞典など7種類の辞書/辞典を搭載。電子辞書製品と同様に、光センサー液晶パッドに手書きで文字を書いて語句を入力、検索できる。手書き入力は電子辞書でも人気の機能とのことで、いかにもシャープ製品らしい機能だ。
![]() | ![]() | |
|---|---|---|
| 電子辞書ソフトのメニュー画面。まず引きたい辞書/辞典を一覧から選ぶ | ||
![]() | 手書きでの検索語句入力画面。入力した文字は確定するとWindows画面に送られて、そこで検索結果を表示する |
|---|
フォトでは、画像データを指先でスライドさせて選択したり、表示中の画像に指で描き込みできる。手書きイラストも作れるなど、「手書きで遊ぶ」楽しみを打ち出している。ミニボウリングはパッド上で球をはじくと、Windows画面側のアプリケーションでボウリングを楽しめるというもので、単純ながら意外に楽しい。
![]() | ![]() | |
|---|---|---|
| フォトでは、任意のフォルダーにある画像を表示。手書きでのレタッチもできる | パッド上で描いた手書き絵を、Windows画面上で表示している様子 |
![]() | ミニボウリングは、パッド上の球を指ではじくと、その動きを見てWindows画面のレーンをボールが転がる |
|---|
光センサー液晶パッドのアプリケーション開発に必要な情報や開発キットは、同社から6月くらいに提供される予定。ユーザーにより開発された独自アプリケーションの登場も期待される。






























