出力コネクタの意味を知ろう
DVI-Iコネクタは万能コネクタ!
現在市販されているビデオカードのほとんどは、以下の要素を持っている。
・DVI対応(映像をデジタル出力またはアナログ出力できる端子)
・HDMI対応(映像+音声をデジタル出力できる端子)
・HDCP対応(GPU-ディスプレイの間の著作権保護機能)
・COPP対応(GPU-アプリケーションの間の著作権保護機能)
このうち、上二つがハードウェア、下二つがソフトウェアでの対応となる。また、HDMIコネクタを搭載している場合、自動的にHDCP/COPP対応となるが、DVIだけの場合、HDCPに対応するとは限らない。
HDCPに対応していなくとも、PCの画面は映るが、例えば地デジチューナーや、Blu-rayビデオの再生時に制限がかかったり、全く表示されないということが起こる。
| ビデオカード側 | ⇔ | 液晶ディスプレイ |
|---|---|---|
| HDCP対応 | ○ | HDCP対応 |
| HDCP対応 | × | HDCP非対応 |
| HDCP非対応 | × | HDCP対応 |
しかし、これまで紹介してきたような最新ビデオカードであれば、ほぼ間違いなくHDCPに対応しているため、この点は気にしなくても大丈夫だ。もっともHDCPは接続される液晶ディスプレイも対応している必要があるが、HDMIコネクタがあれば同様に対応しているので気にしなくてもいい。
そしてビデオカードで用意されているDVIコネクタにはいろんな機能が詰まっている。まず、DVIコネクタにはデジタル専用のDVI-Dと、アナログ出力も可能なDVI-Iの2種類がある。ビデオカードに搭載されるDVIは大抵後者なので、汎用性は非常に広い。逆にGPU内蔵チップセットを搭載するマザーボードのDVIコネクタは、DVI-Dであることが多いが、これはデジタル接続専用となる。
![]() | SAPPHIREの「SAPPHIRE HD 4890 1GB GDDR5 PCIE」。ほとんどのビデオカードは、このようにDVI-I×2を装備している。中央の丸いコネクタはコンポーネント出力用のハーネスを接続するコネクタ |
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![]() | XFXのマザーボード「MI-9300-7AS9」。黄色のコネクタがDVI-D、その左にあるのが、HDMIコネクタ、DVI-Dの上にあるのがアナログRGBコネクタだ |
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![]() | DisplayPortというHDMIに代わるコネクタも登場しているが、ほとんど普及していない。写真は、Radeon HD 4670のリファレンスカードで、左からDisplayPort×2、DVI-I×1となっている |
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さらにHDMIは、元々DVI-Dのデジタル映像とSPDIFのデジタル音声を同時に出力するためのコネクタなので、DVIコネクタに変換コネクタをつけることで、HDMI出力とすることも可能だ(この場合、音声は伝送されない)。
これをまとめると以下のようになる。
DVI-Iの多様性
![]() |
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| ※:コンポーネント出力は一部の製品のみ対応 |
つまり、ビデオカードに絶対的にあった方がいいのは「DVI-I」コネクタということだ。あとは組み合わせの問題となるが、ミドルレンジのビデオカードではDVI-I×2としてることが多く、ローエンドだとDVI-I+アナログRGBという構成が多くなる。最近では、これにHDMIコネクタを追加しているモデルも増えてきているため、接続の手間を省くなら、HDMIコネクタ付きを探すのも手だ。
逆にHDMIコネクタに変換コネクタあるいはケーブルを使うと、DVI-D入力を持つ液晶ディスプレイに接続することもできる。液晶ディスプレイの入力端子をフルに活用したい場合、こういった変換ができることを覚えておくと便利だ。
次回は、ここ1年で劇的に進化したメモリ&ストレージ編をお届けしよう。
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