Windows 7では新たに、「マルチタッチの機能」がサポートされる。また、Windows XP Tablet PC Edition以来搭載され続けてきた「ペン入力」の機能も、大幅に強化されているようだ。
そこで今回は趣向を変えて、Windows 7 RC版とヒューレット・パッカード社のマルチタッチ・ペン入力対応ノート「HP TouchSmart tx2 Notebook PC」の組み合わせを使い、タッチやペン入力の機能が実際にどう変わったかをチェックしてみた。
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| HPのマルチタッチ対応タブレットPC「HP TouchSmart tx2」。マイクロソフトがWindows 7ベータ版やRC版でのマルチタッチテスト用として、公式に動作を謳っている数少ない製品のひとつだ |
スクリーンショットや文章では分かりにくいので、大量にムービーを用意させていただいた。それをご覧になりながらお読みいただきたい。
安価ながらWindows 7のマルチタッチを使える「HP TouchSmart tx2」
今回テストに利用したTouchSmart tx2は、Windows Vista Home PremiumとHP独自のマルチタッチアプリケーションを搭載して出荷されているノートパソコンである。CPUにはAthlon X2 QL-62(2.0GHz)を採用し、着脱可能なDVDスーパーマルチドライブも内蔵している。
重さは2kg程度と決して軽くはないが、LEDバックライトで12.1型ワイド/1280×800ドットの液晶ディスプレーを採用した、同社のコンシューマー向けノートとしては小振りな製品だ。
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| 本体左側には、着脱可能な光学ドライブとExpress Card/34スロットなどがある。右側にはLAN端子やアナログRGB出力端子がある。電磁誘導ペンは右端手前に収納される | ||
この製品の最も大きな特徴は、一般的なタブレットPCと違い、電磁誘導式のペン入力とマルチタッチ対応の静電式タッチパネルの両方に対応することだ。ディスプレーを回転させて、「タブレットモード」で利用することもできる。
![]() | 電磁誘導ペンを使い、文字や絵を描けるほか、指でのマルチタッチ動作にも対応している(写真はWindows Vistaの状態) |
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![]() | ディスプレーを回転させてタブレットモードで利用することも可能 |
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この「デュアルモード・タッチパネル」は、イスラエルのN-trig社が開発したデバイスであり、HPのほか、デルも採用している。現時点では、Windows 7用のマルチタッチ対応ドライバーが公開されている数少ない製品である。なお、マルチタッチ対応ドライバーはN-trig社のウェブサイトで公開されており、Windows 7のインストール後、改めて組み込むことになる。
![]() | N-Trig社のウェブサイトから、Windows 7用のテストドライバーがダウンロードできる。「3本指以上のマルチタッチで誤動作する可能性がある」など、まだ制限もあるようだが、Windows 7の機能を試すには十分だ |
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しかもこの製品のいいところは、コンパクトかつ性能もそこそこなのに、価格が非常に安いという点にある。現在、HPの直販サイト「HP Directplus」を見ると、キャンペーンモデルが9万円を切る価格で販売されている。キータッチやレイアウトなどに不満もあるが、「ペンとマルチタッチで遊ぶ」目的でも、十分に手が届くのがうれしいところだ。
なお、TouchSmart tx2の細かい仕様については関連記事も参照していただきたい。
| HP TouchSmart tx2(HP Directplusモデル ベーシックモデル) | |
|---|---|
| CPU | Athlon X2 QL-62(2.0GHz) |
| メモリー | 1~3GB(選択可能) |
| グラフィックス | AMD M780Gチップセット内蔵 |
| ディスプレー | 12.1型ワイド 1280×800ドット |
| HDD | 160GB |
| 光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
| 無線通信機能 | IEEE 802.11b/g |
| カードスロット | ExpressCard/34、5in1メディアスロット(SD/SDHC/メモリースティック/xDピクチャーカード等兼用) |
| サイズ | 幅308×奥行き245×高さ37.5~41mm |
| 質量 | 約2.0kg |
| バッテリー駆動時間 | 約3時間10分 |
| OS | Windows Vista Home Premium SP1 |
| 価格 | 8万9880円から(青葉キャンペーン・モデルの場合) |
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