ミクZ4はもはや強靱に生まれ変わった!
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8月22~23日にかけて、SUPER GT第6戦、ポッカGTサマースペシャルが鈴鹿サーキットにて開催される。前戦SUGOから約1ヵ月。この間に初音ミクZ4は再び大改造をした。足回りをダブルウィッシュボーンにしたのだ。SUGOではパワーアップしたエンジンに足回りがついてこなかったため、極度のオーバーステアに悩まされた。果たして、因縁の鈴鹿サーキットで生まれ変わったミクZ4の真価を発揮できるのか!?
去年の鈴鹿戦、ポッカ1000kmでセンセーショナルなデビューを飾ったミクZ4。しかし、このときは燃料タンクのレギュレーション違反で出場できず、今年の第2戦、鈴鹿ラウンドではエンジントラブルのため練習走行でリタイヤ、ついでに言うと同じホンダ系列のサーキット、ツインリンクもてぎではエンジンから出火してリタイヤと、まともに走れていなかった。もしかしたら今回も……という不安があったのは事実だ。しかし、8000人以上の個人スポンサーからの支援を受けて大幅にブラッシュアップしたミクZ4は、そんな不安を吹き飛ばしてくれた。
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| 今回のカラーリングの元ネタはサイハテ(左)とHMO(右) | ||
練習走行では、なんとクラス順位11位(全21台中)という成績を残した。あの織戸選手や谷口選手よりも上位につけたのである! このとき、ミクZ4はガソリンを少量にして軽かったのと、ウェイトハンデをつけたマシンもあったが、エンジンも7500回転のところを7000回転までにしてレブ縛りをしていたし、速くなっているのは紛れもない事実だろう。足回りのチェックをするために、定期的にピットインしながらの走行だったが、大きなトラブルはなかったようだ。また、なんといっても、サードドライバーの番場選手が、初めてミクZ4に乗ったにもかかわらず上位陣と遜色ないタイムを叩き出し、チームに大いに貢献したのも見逃せない。
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| 期待の番場選手はミクZ4でベストタイムを連発! 決勝での走りにも期待したい | ||
ただ、最後に菊地選手がドライブしたのだが、とあるチームのマシンがミクZ4の目の前で急ブレーキをかけたらしく、追突してしまうというトラブルがあった。若干フロントバンパーが破損したが、すぐに修復されたので問題はなさそうだ。ついでに、ピットロードの速度違反で罰金3万円を課せられるというハプニングも。
菊地選手も田ヶ原選手も、口を揃えて言っていたのが、足回りの良さ。SUGOで苦しめられたオーバーステアもないし、このままセッティングを煮詰めていけば間違いなくコーナリング性能を取り戻せるとのこと。ストレートでバンバン抜かれることもなくなり、他のマシンとバトルできるようになってきたようだ。
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| レース前に、ステッカーへのサインをしまくる菊地選手と田ヶ原選手 | ||
さて予選だが、今回のポッカGTではノックダウン方式が取り入れられている。簡単に説明すると、タイムが遅い下位のマシンから徐々に脱落していくシステムで、ミクZ4は全3回のセッションのうち、2回目のセッションで残念ながら離脱してしまった。それでも今までなら1回目で離脱していただろうし、確実にミクZ4が進化しているというのがわかる結果だ。なお、余談だが、ミクZ4を撮影してもらっているカメラマンの加藤氏は、1回目の走行が終わった時点でうっかり帰ってきてしまったので、すぐに2回目の走行の撮影に行ってもらった。まさか1回目をクリアできているとは思っていなかったらしい(笑)。
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18時すぎからのフリー走行は、ライト点灯必須のナイトセクションだったのだが、ここではタイムを狙わずにトラブルチェックの走りをした。「特にトラブルはなかったけど、暗くて前が見えなくて怖かった」と菊地選手。
またこのとき、闇夜に映えるマシンの投票、トワイライトエレガンスマシンコンテストが行なわれていたのだが、案の定、2位以下に圧倒的差をつけて、GT300クラス1位を獲得。賞金20万円を獲得し、一足お先にポディウムの頂点に立ったのだった。この賞金はさっそく罰金の支払いにまわされるに違いない。
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| SUPER GTでナイトセクションを見られるのは、この真夏の鈴鹿だけ! | ||
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| なんとファン投票でブッチ切りの1位を獲得! ポディウムの頂点に立った! | ||
![]() | 二人ともとっても嬉しそう |
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| ピット内は大興奮! プレスルームでも顔見知りのカメラマンやジャーナリストから「ミクちゃん、速くなったね~!」と声をかけられ、密着取材をしている筆者としてもご満悦 | ||
幸先の良いスタートを切れた鈴鹿ラウンドの予選。決勝はロングスプリントと言われる700kmの長丁場。この酷暑の中、どれだけ上位に近づけるのか!?
次のページでは、番場選手にミクZ4のことを聞いた。
(次ページへ続く)





























