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今回はタブレットPCである「ThinkPad X220 Tablet」(以下X220t)を取り上げてみたいと思う。「タブレット」と言うと、すっかりiPadやアンドロイド搭載機を指す言葉のようになってしまったが、元々はタブレットという言葉をコンピューターの世界に持ち込んで普及させたのはマイクロソフトだ。
X220tは、Windowsのタブレット機能を使った製品としては、今も残る「もっともリッチなフル装備機」だ。Windows 7上で「タブレット機能がどこまできたのか」を確かめてみよう。
![]() | ThinkPad X220 Tablet |
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しっかりとしたヒンジを使った「コンバーチブル型」
X220tは名前でおわかりのように、「ThinkPad X220」をベースに、タブレット機能を搭載した製品である。ThinkPadのXシリーズでは伝統的に、ベース機種のディスプレー部をタブレットPC仕様に変更したモデルが用意されており、X220tもそういった性質の製品である。本連載でも2010年に、前モデルにあたる「X201 Tablet」を試用している。
そういった性質のモデルであるので、X220とX220tの最大の違いは、もちろん「ディスプレー部」ということになる。通常はクラムシェル型を構成するディスプレーのヒンジ部の中央に、回転する軸がもうひとつ設けられている。だから、ディスプレー部を単純にたたむだけでなく「回転させてからたたむ」ことができるわけだ。こういった構造のタブレットPCを「コンバーチブル型」と呼ぶのは、ご存じの方も多いだろう。
![]() | ディスプレーの中央に二軸のヒンジが組みこまれた「コンバーチブル」型。ヒンジの作りは相当にしっかりしていて、ぐらつきなどはあまり感じない |
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コンバーチブル型の利点は、キーボードなどの操作系がそのまま残るため、普通のノートパソコンとして使った時の操作性がより良好である、という点だ。キーボード周りの仕様はX220とまったく同じであり、快適な操作性が実現できている。
![]() | キーボード部はX220とほぼ同じ。7列の「昨今のThinkPadらしい」キー配列になっていて、タイプ感も良好だ |
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他方で、二軸のヒンジを搭載した関係から、ディスプレー部はどうしても分厚くなる。ヒンジを組みこむ関係から、本体後方の長さもノーマルなX220より2cm強大きい。また重さも、ノーマルのX220と比べてプラス300g強の、約1.66kgとちょっと重めだ。しかもX220は4セルもしくは6セルバッテリーを搭載するのに対して、1.66kgのX220tは3セルバッテリー仕様だ(6セルはオプションで選択可能)。重量・サイズの点で、コンバーチブル化がかなりのハンデとなっている。
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